平成天皇も注目の光触媒

 天皇皇后両陛下は大変お勉強熱心でいらっしゃいます。
それは代々やられてこられた事で、常に新しい事・新しい技術を学ばれていたようです。

 光触媒もその中の1つに挙げて頂けているのは大変嬉しい事です。

講書始の儀

 講書始(こうしょはじめ)とは、宮中行事の一環で、毎年1月の10日前後に学問始(講書始)として学者による進講を行う事です。

講書始が最初に行われたのは明治2年で、毎年様々な学会の第一人者が講義を行っています。

そんな由緒ある儀式に、2018年1月10日、藤嶋昭 東京理科大学名誉教授が出席し
『太陽エネルギーと光触媒』
というテーマで講義を行いました。

過去には
・ノーベル医学生理学賞 本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大学特別教授
・ノーベル物理学賞 小林誠(こばやし・まこと)名古屋大学特別教授
・ノーベル化学賞 野依良治(のより・りょうじ)名古屋大学物質科学国際研究センター長
など実績のある方々が呼ばれている事から分かる通り、光触媒が再度皇室からも注目を浴びています。

検定教科書にも

 光触媒による水の光分解やセルフクリーニング効果について、中学、高校の理科あるいは化学の検定教科書(東京書籍・啓林館)の中で取り上げられるようになりました。
 今を生きる中高生が光触媒や太陽エネルギーの利用について学んでいます。

 

まとめ
講書始の儀 = 毎年1/10に行われている学者による講義の宮中行事
2018年の講書始の儀に藤嶋昭先生が登壇
講書始の儀はノーベル賞受賞者も数多く登壇している
光触媒は、現代中高生も教科書で習っている