雨樋工事

　樋が写真の様に曲がってしまうと歪んでいる部分からオーバーフローしてしまい、適切に雨水を排出する事が出来なくなります。もちろんオーバーフローした箇所から一気に雨水が落ちてきますので、その箇所の劣化は激しくなり、音もうるさくなります。
曲がりや歪みを引き起こす原因としては、太陽熱の影響、雨樋に溜まった土やゴミの影響、雨樋を支える金具の変形など様々な要因があります。

　実は樋には様々なものが入っており、それが原因で詰まってしまうことがあります。
例えば、屋根に落ちていたホコリや砂が雨水と一緒に流れて樋の中で溜めってしまい泥になっていたり、庭や近隣の木から落ちた葉っぱが沢山入っている事もあります。
それらを放置していると重みで樋が歪んでしまったり、縦樋に詰まる事で水の流れが悪くなり水たまりが出来てボウフラ等の虫の発生と悪臭の原因にもなります。

　樋自体が経年劣化で割れてしまうと、その場所から雨水が溢れ出てしまい適切な箇所からの排水が出来なくなります。
何度も記載している通り、破損個所からあふれ出た場所や水の落下した箇所の劣化、音の問題にもなってしまいます。
経年劣化だけではなく飛来物が当たって破損する場合もあります。

　台風などの強風によって外れてしまう事があります。
もちろんその箇所からの雨水の漏れが様々悪影響をもたらしてしまいます。